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Amazon eero Pro 6E を一軒家に2台、半年使ったレビュー|安定して700Mbpsほど出ています

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Amazon eero Pro 6E を一軒家に2台、半年使ったレビュー|安定して700Mbpsほど出ています

一軒家に住んでいて、ずっと悩みのタネだったのが「Wi-Fiが家じゅうに届かない」問題でした。ルーターから離れた部屋に行くと電波が弱くなり、動画は止まる、ビデオ会議は固まる。

そこで思い切って導入したのが、Amazonの eero Pro 6E をメッシュWi-Fiとして2台構成にしたセットです。ちょうど半年が経ったので、良かった点も、正直「ここは人を選ぶな」と感じた点も含めてまとめてみます。

なお、通信速度は契約回線・住宅の構造・使っている機器で大きく変わります。あくまで「うちの環境ではこうだった」という一例として読んでいただければ幸いです。

そもそもメッシュWi-Fiって何?

メッシュWi-Fiとは、複数のWi-Fi機器(ユニット)を家の中に置き、連携させて1つの大きなWi-Fiエリアを作る仕組みのことです。

似たものに「中継機(リピーター)」がありますが、体感はけっこう別物でした。中継機は多くの場合、中継機側に別のネットワーク名(SSID)ができます。「1階用」と「2階用」を場所ごとに手動で切り替える、あの面倒くささですね。

一方メッシュWi-Fiは、複数台あってもネットワーク名は基本的に1つ。ユニット同士が通信し合い、その時いちばん条件の良いユニットへ端末を自動で振り分けてくれます。ユーザー側は何も意識しなくていい、というのが最大の違いです。

実際、スマホを持って家の中を移動するとき、切り替え操作をしたことは一度もありません。ここが導入して一番「買ってよかった」と感じたポイントでした。

eero Pro 6E はどんな製品か

eero Pro 6E は、Wi-Fi 6E に対応したメッシュWi-Fiルーターです。主なスペックはこのあたり。

  • 規格は Wi-Fi 6E(AXE5400)
  • 2.4GHz / 5GHz / 6GHz のトライバンド対応
  • 2.5Gbps のイーサネット(有線LAN)に対応
  • 同時接続デバイス数は約100台
  • カバー範囲は1ユニットで約190m²、2ユニットで約380m²、3ユニットで約560m²
  • Thread / Matter / Zigbee に対応したスマートホームハブ機能つき
  • 有料サブスクリプション「eero Plus」で高度なセキュリティ機能を追加できる

ざっくり言うと「ギガビット以上のインターネットプランを契約している家庭向けの上位モデル」です。トライバンドは電波の通り道が3種類あるということ、Matter / Thread / Zigbee はスマート家電をつなぐ通信規格の名前、と思っておけば十分でしょう。

一軒家で2台構成にした理由

2台にした理由はシンプルで、公称のカバー範囲を見て「1台だと足りないかも」と思ったからです。数字上は1台で足りそうに見えても、一軒家は階をまたぐぶん壁や床で電波が減衰します。平面の広さだけでは測れないんですね。

結果として、2台は正解でした。半年使って、家の中で「ここは電波が弱いな」と感じる場所がほぼありません。部屋を移動しても動画や音楽が途切れることはほとんどなく、ビデオ会議をしながら歩いていってもそのまま会話が続けられます。

もちろん建物の構造や壁材で結果は変わりますが、一軒家で「2階の電波が弱い」と困っている人にとって、2台構成はかなり現実的な解になり得ると思います。

Wi-Fi 6E・6GHz帯の恩恵と限界

eero Pro 6E の「E」は Wi-Fi 6E の E。従来の2.4GHz・5GHzに加えて6GHz帯という新しい電波の道が使えるようになった規格です。6GHz帯は使っている機器がまだ少ないぶん、電波が混み合いにくいのがメリット。

ただし正直に書いておくと、6GHz帯は端末側も対応していないと使えません。手持ちのスマホやパソコンがWi-Fi 6E非対応なら、その端末は今までどおり2.4GHzか5GHzにつながります。「6E対応ルーターを買えば全部が速くなる」わけではないのです。

とはいえ対応機器は少しずつ増えています。数年使う前提なら「先に対応しておく」という考え方はアリだと思います。

半年使った安定性

長期レビューとして一番書きたかったのがここ。結論から言うと、半年間、こちらから再起動した記憶がありません。以前は「なんか遅いな」と思ったらルーターの電源を抜き差しするのが半ば習慣になっていたのですが、eeroに変えてからその作業をしていません。

突然ネットが切れる現象にも遭遇していません。速度についても、うちの環境では安定して700Mbpsほど出ています。時間帯によって体感が大きく変わる場面も少なく、「安定している」というのが半年通しての率直な感想です。

ただしこれはあくまで自分の家での実測値です。通信速度は契約している回線・住環境・接続する機器によって大きく変わるので、「誰でもこの速度が出る」というものではない点はご承知おきください。

ネットワーク機器って、うまく動いているときは存在を忘れるものだと思うんです。半年間ほとんど意識せずに済んでいるのは、けっこう高い評価と言っていいのかなと。

セットアップとアプリの使い勝手

セットアップは拍子抜けするくらい簡単でした。専用のスマホアプリを入れて画面の指示に従うだけ。ブラウザで管理画面のIPアドレスを打ち込んで見慣れない設定項目と格闘する、という昔ながらの手順は必要ありません。

日常の管理もアプリから行えます。どの端末がつながっているか、ユニットの状態はどうかをスマホで確認できるのが楽。ネットワーク機器に詳しくない人でも導入しやすいのは大きな魅力ですが、逆に細かい設定を自分でガリガリいじりたい人には物足りないかもしれません。

スマート家電が多い家でも余裕がある

同時接続デバイス数は約100台。最初は「そんなに使わないでしょ」と思っていたのですが、スマホ、パソコン、テレビ、ゲーム機に加え、スマートスピーカー、スマートプラグ、照明、センサー類……と数えると意外と積み上がるんですよね。

さらに eero Pro 6E は Thread / Matter / Zigbee 対応のスマートホームハブ機能を持っています。対応製品なら専用ハブを別途用意せずに済むケースがあり、機器を1つ減らせるのは配線的にも見た目的にもありがたいポイントです。

正直気になった点・人を選ぶところ

決して安い製品ではありません。 メッシュWi-Fiは複数台まとめて買うことになるので、単体ルーターと比べて初期費用はどうしても大きくなります。ワンルームなど1台でカバーできる住環境なら、オーバースペックになる可能性が高いです。

セキュリティ機能の一部は有料です。 eero Plus という有料サブスクリプションで高度なセキュリティ機能が使えますが、これはランニングコストになります。本体を買えばすべて揃うわけではない点は理解しておきたいところ。

Wi-Fi 6E対応機器はまだ多くありません。 前述のとおり6GHz帯の恩恵には端末側の対応が必要で、「今持っている機器で最大限に活かしたい」という目的だとギャップが生まれるかもしれません。

有線接続を多用する人はポート構成の確認を。 複数機器を有線でつなぎたい場合、本体のLANポートで足りるかを事前に商品ページで確認しておくと安心です。足りなければスイッチングハブを足せば解決します。

どんな人におすすめか

おすすめしたいのは、こんな人です。

  • 一軒家や部屋数の多い住まいで、Wi-Fiが届かない場所がある
  • ギガビット以上のインターネットプランを契約しているが、活かしきれていない感覚がある
  • ネットワーク機器の設定が苦手で、できるだけ簡単に済ませたい
  • スマート家電が多く、接続台数に余裕を持たせたい

逆に、こんな人には向かないかもしれません。

  • ワンルームなど、1台のルーターで十分カバーできる住まい
  • 初期費用をできるだけ抑えたい
  • ルーターの細かい設定を自分で追い込みたい

まとめ

半年間使ってきて、eero Pro 6E の2台構成は一軒家のWi-Fi環境をまるごと快適にしてくれました。家じゅうどこでもつながり、切り替えを意識せず、再起動もほぼ不要。ネットワークのことを考えなくて済む時間が増えたのが、いちばんの価値だったと感じています。

一方で安い買い物ではなく、住環境によってはオーバースペックにもなり得ます。検討中の方は、まずご自身の住まいの広さや構造と公称のカバー範囲を照らし合わせ、何台構成にすべきかを考えるところから始めてみてください。

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