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雑記

Canvaでリール動画を作る

テンプレ選びから書き出しまで

ゆみ9分で読了

「リール動画を作ってみたいけど、なんだか難しそう」

そう感じて手が止まっている方、本当に多いです。私が講座でお会いする方も、たいてい最初はここでつまずいています。

でも実際に触ってみると、覚えることは8つしかありません。テンプレートを選んで、素材を入れて、カットして、速度を変えて、つなぎ目を整えて、テロップを入れて、音を足して、書き出す。これだけです。

この記事では、私がCanvaのリール動画編集講座でお伝えしている内容を、テンプレート選びからダウンロードまで順番に並べました。この流れどおりに手を動かせば、それらしい仕上がりの1本は作れます。

台本のほうで迷っている方は、集客に直結するリール台本の作り方を先に読んでみてください。この記事は「台本ができたあと、それをCanvaで形にする」ところの話です。

ひとつだけ先にお断りを。この記事は、講座を撮った時点のCanvaの画面をもとにしています。Canvaの動画エディターは2025年10月に刷新されていて、最新版ではボタンの置き場所や呼び名が違う箇所があります。大きな流れは同じです。もしボタンが見つからないときは、その手順に付けてある動画リンクから該当の場面を開いて、画面を見比べてみてください。

1. テンプレートは「リール動画」から開く

まず最初に、動画編集用のテンプレートを選びます。SNSのアイコンから「Instagram」→「リール動画(1080×1920px)」を選択します。TikTok用の動画を作りたい場合も、同じサイズで大丈夫です。

間違えやすいのは、動画用じゃないテンプレートを開いたとき

必ず、動画編集用のテンプレートを開いてください。

間違えて通常の投稿用テンプレート(ストーリーズなど)を開いてしまうと、1枚の静止画のような状態になってしまい、細かい動画編集ができません。「あれ?なんでこのページ出てこないんだろう?」とパニックになる、あるあるな状況です。「リール」や「動画」と明記されたページから選びましょう。

この手順を動画で見る

2. 素材は「向き」で縦長に絞る

素材の入れ方は、主に2パターンあります。

  • 自分で撮影した動画をアップロードする(「アップロード」→「ファイルをアップロード」)
  • Canva内の素材ライブラリから検索して挿入する(画面左メニューの「素材」→「動画」)

検索結果は「向き」で縦長だけにする

検索窓にキーワード(カフェ、親子、子供など)を入れると関連動画が表示されますが、縦型と横型が混ざって見づらいことがあります。そんなときは、検索結果の「向き」フィルターで「縦長」にチェックを入れてください。リール動画にそのまま使える縦型の素材だけに絞り込めます。

王冠マークはPro素材の印

素材やテンプレートに付いている王冠マークは、Pro(有料)素材の印です。マークがないものは無料版でも使えます。まずは無料版で気になる素材を探しながら試してみて、必要になってから月額制のProプランを検討するのがおすすめです。

この手順を動画で見る

3. カットは「分割して削除」の繰り返しだけ

カットしたいタイミングまでインジケーター(再生位置を示す棒)を移動させ、次のどれかの方法で分割します。

  • タイムライン上部の「分割する」ボタンを押す
  • 動画素材を右クリックする
  • ショートカットキー「S」を押す

分割したら、いらない部分を選択した状態でゴミ箱ボタン、または右クリックから「デリート」で削除します。この「分割して、削除する」の繰り返しが、動画カットの基本作業です。

分割と削除の手つきを動画で見る

4. 速度は必要な場面だけ触る

動画素材を選択した状態(紫の枠で囲われた状態)で、上部メニューの「速度」から調整します。速めるなら1.25倍から最大2倍速まで、スローにするなら最大0.25倍速までです。

ただ、すべての素材で速度をいじる必要はありません。私も講座では「素材によっては変更しなくていい」とお伝えしています。長すぎると感じた場面だけ触る、くらいで十分です。

この手順を動画で見る

5. トランジションは迷ったらディゾルブ

クリップとクリップの間にカーソルを合わせると、「切り替えを追加」ボタンが表示されます。ここからいろいろなトランジション効果を選べます。

個性的な動きのものもたくさんありますが、迷ったら滑らかに切り替わる「ディゾルブ」でOKです、と私は伝えています。いちばんオーソドックスで、失敗しにくい選択肢です。

切り替えを追加する場所を動画で見る

6. テロップは複製して使い回す

テロップで効くのは、凝ったデザインよりも揃っていることです。

SNSでは、視線がバラつくとすぐにスワイプされます。毎回ちがう場所にちがう見た目の文字が出てくると、見る人はそのたびに目を動かすことになる。逆に「同じ場所に表示され続けること」が、そのまま視聴維持につながります。講座でもいちばん強くお伝えしている部分です。

なのでこの章は、突き詰めると「一度作ったテロップを、そのまま使い回せる形にしておく」という話になります。

左メニューの「テキスト」からテキストボックスを追加し、動画の上に配置します。

端をドラッグすると、磁石のようにスナップする

テキストボックスの端をドラッグして動画の長さとぴったり揃えると、磁石のように吸い付く感覚があります。これが、動画とテロップの終わりが一致した合図です。目盛りを見て合わせるより、この感覚を頼りにしたほうが速いです。

まずはこの3つだけ押さえる

  • 背景と同化しないよう、文字色を白などのはっきりした色に変える
  • 「エフェクト」→「背景」をオンにする。文字の後ろに背景色が付いて、視認性が上がります
  • 一度作ったテキストボックスを複製(右クリック→「複製」)して使い回す。位置も色もアニメーションも揃うので、見る人の目線移動のストレスが減ります

1本目はここまでで十分です。複数箇所にテロップを入れるときも、一から作らずに複製してください。

慣れてきたら触るところ

  • 背景色は内容に合わせて調整する(柔らかい雰囲気にしたいなら茶色系など)。透明度を80%程度に下げるとナチュラルな印象になる
  • 角の丸みを0にすると四角、数値を上げると角丸のボックスになる
  • アニメーションを付けるなら「開始時」だけ。開始時と終了時の両方に設定すると動きが多くなって、忙しい印象になってしまいます。文章の内容によっては終了時に付けることもありますが、基本は開始時だけで十分です
  • フォントも内容の雰囲気に合わせて選べますが、こだわりすぎるといつまでも動画が完成しません。迷ったら「ヒラギノ角ゴシック」のような定番フォントで大丈夫です

テロップの位置合わせを動画で見る

7. BGMは音量を下げてから耳で確認する

画面下部の「音声を追加」から、使いたい楽曲をタイムラインにドラッグ&ドロップして、動画の長さに合わせて調整します。

音楽を追加した直後は、音量が100%になっていることが多いです。そのままだと、声を潰してしまうほど大きく聞こえます。おすすめは30〜50%への調整で、私は普段30%程度にしています。イヤホンで見る人も多いので、数値だけで決めずに、実際に耳で聞きながら合わせてください。

ちなみにCanvaには、自分の声を録音してナレーションやトークリールに使える「ナレーション収録」の機能もあります。

この手順を動画で見る

8. 書き出しはMP4のまま触らない

編集が終わったら、右上の「共有」→「ダウンロード」を選びます。

形式は基本的にMP4が推奨されているので、品質などの設定は特に変えず、そのままダウンロードして問題ありません。

この画面には、有料素材を使っているときのお知らせが出ることがあります。2章で触れた王冠マークの付いた素材を避けて、無料の素材だけで作っていれば、ここで追加の支払いを求められることはありません。

この手順を動画で見る

これで動画は完成です。あとは書き出したMP4をスマホに移して、Instagramのアプリからリールとして投稿すれば、ようやく人の目に触れます。パソコンで作った方は、この「スマホに移す」がもうひと手間かかることだけ、頭に入れておいてください。

パソコンが無理ならスマホ版で

スマホ版でも同じ機能が使えるので、育児中などでパソコンに向かう時間が取りにくい方は、スマホ版で十分だと思います。

操作の細かいニュアンスは、文章より画面を見たほうが早いところもあります。元のレクチャー動画(Canva 動画編集基礎基本講座)もあわせてご覧ください。

まとめ:8ステップの振り返り

  1. テンプレート選択(必ず動画編集用のテンプレートを選ぶ)
  2. 動画素材の検索・挿入(「向き」で絞り込み、王冠マークに注意)
  3. カット編集(インジケーターを合わせて分割、いらない部分を削除)
  4. 速度調整(0.25倍〜2倍。必要な場面だけ)
  5. トランジション設定(迷ったらディゾルブ)
  6. テロップ入力(アニメーションは開始時のみ、複製で統一感を)
  7. BGM設定(音量は30〜50%が目安)
  8. ダウンロード(MP4のまま)

この8つを押さえてしまえば、動画編集が初めての方でも、Canvaで最後まで通せます。

完璧なものを1本作ろうとすると、たいてい途中で止まります。まずはCanvaを開いて、テンプレートを選ぶところから。今日はそれだけで十分です。

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この記事を書いた人

ゆみ

動画編集者

リールやショート動画などの制作・集客サポートを行っている動画編集者。実践的な動画編集テクニックや案件で使えるノウハウのほか、ママ目線での子育てと編集仕事を両立する工夫も発信しています。

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