今回いちばん良かったのは、クロワッサン ショコラ ダマンド、税込380円。
上に乗ったクッキー生地の甘みとチョコチップが素直に噛み合って、土台のクロワッサン生地のバター感ともぶつからない。コーヒーとの相性が抜群でした。
定番のクロワッサン(税込250円)も同じくらい良く出来ています。それでも、もう一度買うならどっちかと聞かれたら、たぶんダマンドのほうを選びます。
今回いちばん良かったのは、クロワッサン ショコラ ダマンド、税込380円。
上に乗ったクッキー生地の甘みとチョコチップが素直に噛み合って、土台のクロワッサン生地のバター感ともぶつからない。コーヒーとの相性が抜群でした。
定番のクロワッサン(税込250円)も同じくらい良く出来ています。それでも、もう一度買うならどっちかと聞かれたら、たぶんダマンドのほうを選びます。
越谷でおいしいパン屋を探しています。先日訪ねた大正屋Boulangerieに続いて、今回は蒲生の nicopan へ。2026年8月15日、土曜日の13時半に家族で立ち寄りました。
住所は埼玉県越谷市蒲生旭町6-19 クインハウスA。蒲生駅から歩いて12分ほど、住宅街の一角です。

最初に目に入るのは、入口前に置かれた大きなオリーブの鉢植えでした。その足元に木製のA型看板があり、麦の穂とパンを持つ女性のイラストと「nicopan」の文字。ガラス張りの引き戸ごしに、黒板のメニュー表と色とりどりのパン皿が見えます。看板は控えめで、知らずに通り過ぎてもおかしくない佇まいです。
オープンしたのは2026年6月2日。訪問時点でまだ2か月半ほどの新しい店でした。越谷のローカルメディアが開店前に出した記事では、営業時間は11時から売り切れ次第終了、定休日は月・木・祝で不定休あり、と告知されています。開店前の情報なので、出かける前に最新の案内を確かめたほうが確実です。
引き戸を開けたとき、店内に他のお客さんはいませんでした。会計を終えたところで次の人が入ってきた、という静かなタイミングです。

木のテーブルに黒いトレイが並び、それぞれに手書きの値札が立っています。ただ、トレイの多くは空でした。値札が読めたのは6種類です。
値札の説明書きが、どれも一言ずつ具体的なのが良かった。「3日かけて」とか「シママース」とか、書いてあると買う側の期待の持ち方が変わります。
棚が寂しかったのは、単に売れたあとだったからでした。店のInstagramの当日の投稿によると、14時には売り切れていたそうです。13時半という時間は、この店ではもう終盤だったことになります。
この店の軸になっているのは素材です。国産小麦、そして無添加。地域メディアの紹介記事では、北海道産小麦を100パーセント使っているとも書かれていました。買った4品はどれも同じ生地です。
買ったのは、塩バターロールを2個、クロワッサン、クロワッサン ショコラ ダマンド、メロンパン、チョコチップメロンパンを1個ずつ。パン6個とレジ袋10円で、合計はちょうど1,500円でした。帰宅してすぐ、温め直して食べています。

クッキー生地の甘みとチョコチップが、想像していたよりずっと素直に噛み合います。土台のクロワッサン生地はサクサク感ともっちり感が両立していて、そこにバターの厚みが乗る。値札にあった「発酵バターを塗り重ねた」という一文は、たぶんこの部分の話です。
コーヒーとの相性が抜群でした。普通のクロワッサンよりも、こちらのほうが好きかもしれない。そう思わされたのが、今回いちばん意外だったところです。

外はサクサク、中はもっちり。小麦の香りとバターの風味がしっかり立っていて、ほのかな甘みがそこに重なります。バランスがとにかく良い。朝食に置いておきたいクロワッサンで、毎日でも食べられます。
どちらも良かったのに、あとまで印象に残ったのはダマンドのほうでした。こちらは完成度、ダマンドは驚き。その違いだと思っています。
完成度というのは、要素がひとつも欠けていないという意味です。外のサクサク、中のもっちり、小麦の香り、バター、ほのかな甘み。どれかが突出しているのではなく、全部が過不足なくそろっている。「3日かけてサクサクの生地に仕上げました」と値札に書いてある、そのとおりのものが出てくる。予想の範囲の、いちばん上です。
驚きのほうは、生地に目を向けると分かりやすいです。ダマンドの土台になっているクロワッサン生地は、単体のクロワッサンに一枚届いていません。土台としては下なのに、食べ終えたときの満足感では並びました。クッキー生地とチョコチップが乗った瞬間に、足し算ではなく別物になったからです。値札の一文を読んだ時点では、ここまでとは思っていませんでした。
毎朝食べるならクロワッサン、土曜に一個だけ買うならダマンド。どちらも良いのですが、置かれる場所が違います。

もちもちしていて、見た目より食べ応えがあります。おもしろいのは底の部分で、ここだけサクサクしている。ひとつのパンの中で食感が切り替わるので、最後まで単調になりません。
バター感は程よく、塩味もちょうどいい。どこか懐かしさのある味です。値札には「ぜひ焼き立てで」と手書きされていました。帰宅してから温め直して食べたので、本来のベストではないはずですが、それでも十分においしかった。2個買ったのは正解でした。

もっちり感は控えめです。ただパサつきはまったくなく、するすると食べられます。昔ながらのメロンパン、という言い方がいちばん近いです。

チョコチップメロンパン(税込220円)も一緒に買っています。ただこれは子どもが食べてしまったので、自分は味見できていません。感想は書けないので、写真だけ。表面にびっしりチョコチップが埋まっていて、見た目はいちばん華やかでした。

レジ横には、越谷市の電子クーポン「がやポン」のQRコードが置いてありました。越谷で買い物をする人は、ここを見落とさないほうがいいと思います。
レジ袋は10円。手書きの札で案内されています。今回は買いました。「Plaisir de choisir」と印字された紙袋です。
支払いはAirPAYで、案内板を見るかぎりクレジットカード各種、Apple PayやiDなどの電子マネー、交通系IC、主要なQRコード決済がひととおり使えます。注記があったのは「PiTaPaはご利用いただけません」の一点だけ。個人経営のパン屋でここまで揃っているのは珍しいです。
同じ越谷の大正屋Boulangerieはハード系が中心の店で、nicopanはもっと素朴な方向です。どちらが上という話ではなく、ベクトルが違う。使い分けたい2軒、という感じでした。
こだわりアップルパイ(税抜480円)は見送りました。理由は単純で、今回すでにかなり買っていたからです。次に行ったらこれを買います。
ただ、13時半でトレイの多くが空だったことを思うと、何を買うかより先に決めることがあります。何時に行くか、です。
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