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グルメ

贅沢ピーカンナッツ3種レビュー

一番おいしかった味が一番少なかった

たくま6分で読了
総合評価

大江戸温泉の売店で1,229円

新潟・瀬波温泉の大江戸温泉物語Premium 汐美荘。家族4人で一泊した帰りに売店をひとまわりして、黒い箱を1つ買いました。1,229円、8袋入り。

先に結論を書いてしまいます。3種類のうち、いちばんおいしかったのは和風ぴーかんなっつ(キャラメルコーティング)でした。そして、そのいちばんおいしかった味が、いちばん少なかった。

3種の贅沢ピーカンナッツの箱。3種の紹介と受賞歴、断面写真が印刷されている
3種の贅沢ピーカンナッツの箱。3種の紹介と受賞歴、断面写真が印刷されている

食べたのは帰宅してから、8月12日から14日にかけて。妻と二人で少しずつ分けました。宿そのものの話は大江戸温泉物語Premium 汐美荘の宿泊記に書いています。この箱は、その旅の最後に買ったものです。

個包装の色で3種を見分ける

箱を開けると、色違いの個包装が並んでいます。えんじがココアがけピーカンナッツ、オレンジが和風ぴーかんなっつ、緑が抹茶ピーカンナッツ。

左からココア(えんじ)、和風=キャラメル(オレンジ)、抹茶(緑)の個包装
左からココア(えんじ)、和風=キャラメル(オレンジ)、抹茶(緑)の個包装

オレンジの袋をよく見ると、「和風ぴーかんなっつ」の上に Caramel Coating と小さく入っています。和風という名前ですが、味はキャラメルです。以降はキャラメルと書きます。

箱の表面には受賞歴が印刷されていて、いちばん多く並んでいるのが和風ぴーかんなっつでした。全国菓子大博覧会の賞が2つ。ココアがけにも1つ。抹茶には「京都宇治の高級抹茶パウダーを使用」とあります。

つまり箱の時点で、和風がいちばん推されている。食べる前は、そういうものかと読み流していました。

3種を食べ比べる

食感に3種の差はありませんでした。ナッツがそこまで硬くなく、どれも食べやすい。差が出たのは、コーティングとナッツの噛み合い方でした。

キャラメル(和風ぴーかんなっつ)

おすすめ度
和風ぴーかんなっつ。淡いオレンジがかったベージュで、丸みのある形
和風ぴーかんなっつ。淡いオレンジがかったベージュで、丸みのある形

淡いオレンジがかったベージュ。丸みがあって、指の第一関節くらいの大きさです。

キャラメルの風味はしっかりしていて、甘く香ばしい。ただ、強いのはそこではありませんでした。ピーカンナッツの香ばしさを、キャラメルの甘さが下から押し上げてくる感じがあります。キャラメルを一番に挙げるのは、この一体感のためです。

食べ比べていて、はっきり差がついたのがここでした。抹茶よりもキャラメルのほうがナッツに合う。抹茶がよくないという話ではまったくないのですが、ナッツの香ばしさを持ち上げる力は、キャラメルのほうが上です。

ココア

おすすめ度
ココアがけピーカンナッツ。濃い茶色で、細長い楕円形
ココアがけピーカンナッツ。濃い茶色で、細長い楕円形

濃い茶色。ココアパウダーをまぶした見た目で、3つの中では細長い楕円形をしています。

甘さが控えめで、後からほろ苦さが来る。3種のうちいちばん甘さが控えめで、大人っぽい味わいでした。甘すぎるお菓子が苦手な人には、これがいちばん合うと思います。

ココアの風味そのものに不満はありません。それでもキャラメルに一歩譲るのは、ナッツとの噛み合いのところです。悪くはないのに、キャラメルほど混ざり合ってはこない。

抹茶

おすすめ度
抹茶ピーカンナッツ。黄緑色に濃い緑の粒が混ざっていて、小ぶり
抹茶ピーカンナッツ。黄緑色に濃い緑の粒が混ざっていて、小ぶり

黄緑色に、濃い緑の粒が混ざった見た目。3つの中ではいちばん小ぶりでした。

抹茶がしっかり感じられて、抹茶好きでも満足できる味です。風味への不満はここもありません。キャラメルに届かない理由はココアと同じで、キャラメルを食べたあとだと、ナッツとの一体感で一歩譲ります。

ココアだけ、ベースのチョコレートが違う

順序としては、食べているときが先でした。3つ並べて口に運んでいて、ココアだけ明らかに甘くない。後から来るほろ苦さも、ほかの2つにはないものでした。

裏面の表示を読んだのは、そのあとです。

パッケージ裏の食品表示。3種の原材料と栄養成分が並んでいる
パッケージ裏の食品表示。3種の原材料と栄養成分が並んでいる

和風ぴーかんなっつと抹茶ピーカンナッツは、ホワイトチョコレートがベース。ココアがけピーカンナッツだけ、ミルクチョコレート(砂糖、ココアバター、全粉乳、カカオマス)と書かれています。カカオマスが入っているのは、3種のうちココアだけです。

これが苦味の理由だと断言はできません。ただ、食べているあいだに「これだけ違う」と感じたものが、原材料の欄でも1つだけ違う書かれ方をしていた。答え合わせをしたわけではないのに、少し腑に落ちました。

同じ表示の中で、いちばん実用的だったのはこの一行です。「ピーカンナッツはくるみ科です。くるみアレルギーの方はご注意ください」。製造工場では小麦・アーモンド・オレンジ・ごま・ゼラチン・リンゴも使っているとの記載もありました。

いちばんおいしい味が、いちばん少ない

食べ終わってから内容量の表記を見返して、思わず「あー」と声が出ました。

キャラメル味2袋・抹茶味3袋・ココア味3袋。

8袋のうち、いちばん高く評価したキャラメルだけが2袋です。箱の表面ではいちばん推されている味なのに、いちばん少ない。二人で分けたので、キャラメルは一人1袋ずつで終わりでした。

もう一つ。1袋の中身は2〜4粒でした。粒の大きさによって変わります。1袋あたり約154円(1,229円÷8袋)で、2〜4粒。単純にかけ算すれば箱全体で20粒台になりますが、全部数えたわけではないので、あくまで目安として。

今回いちばん残念だったのはここです。味には満足したのに、キャラメルの袋を開けたときの「これで終わりか」という感じ。もう一度買いたいと思う理由と、少ないと感じた理由が、同じところから来ています。

また買うか

買います。おいしかったので。

値段の話をもう少しだけ。1袋約154円で中身が2〜4粒なので、1粒あたりおよそ40円から70円台という計算になります。粒の大きさで変わるうえ、全部を数えたわけでもないので、幅のある推計です。それを踏まえても、1,229円は値段相応かなというところ。高いとも安いとも思いませんでした。個包装で3種類入って、どれも十分においしい。妥当な線だと思います。

同じ旅の帰りには越後伯餅のレビューも書いていて、そちらは「悪くないのに、また買わない」という結論でした。並べてみると、この箱は逆です。引っかかる点ははっきりあるのに、また買いたい。おいしさが不満を上回った、ということなんだと思います。

次に売店で見かけたら、また同じ箱を手に取ると思います。キャラメルが2袋だと分かっていても。

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この記事を書いた人

たくま

ITエンジニア

受託・自社サービスの開発を仕事にしているITエンジニア。AIコーディングツールや生成AIを日々の業務でどう使うか、実際に試した結果を記事にしています。

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