本文へスキップ
グルメ

越後魚沼生煎餅レビュー

八ツ橋みたいなのが出てきた

たくま4分で読了
総合評価

新潟旅行の帰りに寄った越後川口SA(上り)で、「生煎餅」という菓子を買いました。煎餅を焼く前の生地のようなものが入っているのだろう、と思っていました。家で開けてみたら、出てきたのは八ツ橋みたいなものでした。

「生煎餅」という名前から想像していたもの

袋は白い紙袋です。表に「生煎餅」の筆文字と、赤い丸印。右下には枠付きで「魚沼産コシヒカリ5%使用(米粉に占める割合)」と書かれています。この5%は米粉の中での割合であって、菓子全体に対する数字ではありません。

売り場で手に取ったとき、頭にあったのは「焼く前の煎餅」でした。だから煎餅の生地がそのまま袋に入っているのだと考えたわけです。

買ったときの値段は覚えていません。楽天では756円で売られています(2026年8月時点)。その価格なら16枚入りで1枚47円ほどの計算になります。

未開封の越後魚沼生煎餅。白い紙袋に「生煎餅」の筆文字と赤い丸印
未開封の越後魚沼生煎餅。白い紙袋に「生煎餅」の筆文字と赤い丸印

開けたら八ツ橋みたいなのが出てきた

紙袋を開けると、透明なトレーが2パック入っていました。16枚入りなので1パック8枚です。

トレーの中にあったのは、きな粉をまぶした四角い大判のシートでした。煎餅の生地ではありません。生八ツ橋の見た目です。1枚がトレーの短辺いっぱいの大きさで、それが2列に並んでいます。八ツ橋のように三角に折られてはおらず、四角いまま平らに重ねてある。きな粉は均一ではなく、濃くのっているところと薄いところがありました。

開封して出てきた透明トレー。きな粉をまぶした四角いシートが重なって入っている
開封して出てきた透明トレー。きな粉をまぶした四角いシートが重なって入っている

想像していたものと違いすぎて、袋の表をもう一度見返しました。やっぱり「生煎餅」と書いてある。

八ツ橋よりもち感が強く、やや甘い

おすすめ度

1枚つまみ上げると、手のひらより大きくて指の間からはみ出します。薄い。光にすかすと縁が半透明になります。

折り曲げても割れません。しなって、そのまま曲がる。パキッといく気配がなく、力を入れると手でちぎれるように切れます。

食べて最初に来るのは食感でした。生八ツ橋よりも、もち感がはっきりある。噛んだときに返ってくる弾力が強めです。味は八ツ橋よりやや甘め。原材料表示の先頭が米粉ではなく砂糖なので、甘さが前に出るのは納得でした。

きな粉の風味はしっかり感じます。一方で、八ツ橋にあるニッキ(シナモン)の香りはしませんでした。この商品の原材料にニッキは入っていないので、当然といえば当然です。ニッキが苦手で八ツ橋を避けている人には、こちらのほうが食べやすいと思います。妻と子どもたちと分けて食べました。

1枚を手に持ったところ。折り曲げても割れずにしなり、縁が半透明になっている
1枚を手に持ったところ。折り曲げても割れずにしなり、縁が半透明になっている

答え合わせは袋の裏の製造所の欄にあった

なぜ八ツ橋に似ているのか。手がかりは袋の裏の一括表示にありました。

名称は「菓子」。内容量は16枚。原材料名は、砂糖(国内製造)、米粉、きな粉/トレハロース、酵素、乳化剤、(一部に大豆を含む)です。

そして販売者と製造所が分かれていました。販売者は新潟県長岡市の株式会社夢えちご。製造所は京都市下京区の株式会社白心堂です。

白心堂を調べたら、京都の生八ツ橋の専門店でした。京都名産品協同組合の紹介ページによると、創業は大正15年。

新潟みやげとして売られているこの菓子を、実際につくっているのは京都の生八ツ橋屋だったわけです。開けた瞬間に「八ツ橋みたいだ」と思ったのは、似ていたからではありませんでした。八ツ橋の専門店の製品だったからです。

表示から読み取れるのは、製造所として白心堂の名前と京都の住所が載っているところまでで、生八ツ橋と同じ生地なのか、同じ製法なのかは書かれていません。それでも、開けた瞬間の感想が表示欄で裏づけられたようで、腑に落ちました。

袋裏の一括表示。原材料名・内容量16枚・販売者・製造所が並んでいる
袋裏の一括表示。原材料名・内容量16枚・販売者・製造所が並んでいる

新潟みやげとしてどうか

5点満点で4.5点。八ツ橋が好きな人なら、まず外さないと思います。

同じ越後川口SA(上り)で買った越後伯餅は、やわらかくて甘さ控えめの餅菓子でした。あちらは8個入りの個包装、こちらは16枚入りでトレー2パック。職場や友人に配って歩くなら、同じ旅行で買った新潟限定のサラダホープのような小袋入りのほうが向いています。生煎餅は、持ち帰って家で開けるほうのみやげです。

最後にもう一度書いておきます。生煎餅は煎餅ではありません。きな粉をまぶした、もち感の強い生八ツ橋のような菓子です。それが分かったうえで買うなら、いいおみやげだと思います。

この記事をシェア

この記事を書いた人

たくま

ITエンジニア

受託・自社サービスの開発を仕事にしているITエンジニア。AIコーディングツールや生成AIを日々の業務でどう使うか、実際に試した結果を記事にしています。

もっと記事を読んでみませんか?

AI・ガジェットから動画編集・グルメ・旅行まで、夫婦それぞれの実体験を随時更新しています。